総量規制は大事なチェックポイント

おまとめローンの基礎知識のひとつに総量規制との関係があります。そこで、おまとめローンの基礎知識として、総量規制との関係について説明していきます。まず、おまとめローンとは、複数の借入先から借入をしている債務者が新たな借入先から借入した金銭でこれらを清算して、債務を一本化することをいいます。そして、総量規制とは、借金の総額が年収の3分の1を超える場合には新たに借入れることはできないとする法律による規制です。これによれば、すでに各社合計300万以上の借金がある場合には新たな借入は不可能なようにも思えます。

しかし、総量規制の趣旨は、債務者が借金の返済に追われるあまりにさらに返済のための借入(しかも従来よりも悪条件)を繰り返すこと(いわゆる自転車操業など)で際限なく債務が膨らんでしまうことを防止し、もって債務者の地位が不利にならないように保護することにあります。そうであれば、債務者にとって一方的に利益にしかならない借入であれば総量規制の趣旨に反しないといえます。そこで、総量規制には例外があり、債務者の一方的な利益となる借り入れについては規制外(すなわち300万円を超えて借入できる)であるとしています。

具体的には、債務者の支払総額が減少する場合、毎月の支払額が減少する場合、支払期間が短縮される場合などが債務者の一方的な利益にあたる場合です。したがって、このような場合にはおまとめローンの利用が可能です。

おまとめローンの基礎知識としては少し細かい部分ですが、理解しておくべき知識です。